Sawada-Audio 音楽ブログ///大阪府富田林市のピュアオーディオ専門店///
店主澤田が日常を気ままに綴っています。
「オーディオ」を中心に、音楽全般に関する色んなことを紹介します。
また店舗を兼ねたプライベートホールで行うコンサート情報も。

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盲人ピアノコンサートを聴きに行った・・・ 10:56
本格的な盲人のピアノを聴いたのは男性の梯(カケハシ)さんが初めてだった。
当店でもホームコンサートで弾かれた女性の常るり子さん、
ついでバン・クライバーンの番狂わせで脚光を浴びて登場した辻井伸行さん。
それぞれ話題の広がり方は異なるが、努力できづいた美に勇気をいただく。

本日、森岡陸さんのピアノコンサートが大阪国際会議場ホールで開催されるのでチケットをいただいた。
プログラムもなく、曲名も知らされてなかったので、辻井伸行さんクラスの技量と聞いたので
行けばわかるというサプライズを期待してでかけた。

開演して初めてわかったが、彼一人のステージではなかった。
ロータリークラブの総会の後のアトラクションとして手の込んだもようしものがあり、歌ったり踊ったりのステージが繰り広げられてその伴奏が主体だった。冒頭の一曲だけピアノソロでドビュッシーを弾いたが、それ一曲だけだった。

バラエティーに富んだステージがくりひろられるなか、司会が友人の妹さんが担当され、かなり起伏のある内容だったが丁寧でわかりやすい、やさしい話術がなかなかのものだったし、宝塚のような男装をした歌と踊りの華麗なステージの紹介も楽しく司会されていた。




障害者の演奏、障害者のためにステージが字幕などにも配慮され、プログラムが多彩。
マイクの音が大きかったので気にせず何枚か撮った。










どのステージも練習を積み、プロ、アマの気合の入ったものだったが、依然として今回もホールが大きいだけにやむをえない点はあるが、ひずんで大きく伝わるマイクの音が気になるし、ピアノも電気ピアノになってしまって残念だった。
終わってみれば華やかなてんこ盛りの学芸会という印象だった。
ぼくから見れば肝心の森岡陸さんのピアノは、今年音大に入学されたというご紹介があったので18歳として、すでに演奏技術は音大のピアノ科を卒業できるほどのものが備わってさすがだと思ったが、辻井好伸さんの中学卒業当時の技量と推察、、演奏家として育つにはこれからだ。演奏家としてプロになるのなら、よい先生に師事しているとは思うが、ふさわしい個人レッスンを受けるのも方法と思った。
若い人は可能性があるのですばらしい。
ロータリークラブの運営内容は存じないが、動員の数とアトラクションを想定して、相当規模の大きな組織であることだけはわかった。人への愛にあふれ、想定外の進展だったが楽しむことができた。
 
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我が家のりんごの花・・・ 09:44
庭のフジリンゴの花、きれいに咲いたので一枝生けた。



朝の窓辺に置くと逆光でさえない、、


山中さんがこられてリクエストは、サントリーホールライブ。
アバド/ベルリンフィルでブラームスのヴァイオリン協奏曲
VN.ヴィクトリア・ムローヴァ、、



フィリップスらしい豊かな音で拍手が消え入るまでたっぷりとお楽しみいただけたようだ。
フィリップスの録音も、特徴といってもよいフィリップスらしい癖がある。

夕方にはトマトの苗を植えた。
暗くなるとりんごの花は輝いて見える。
カップラーメンを食べながらジャズと演歌を聴いた。
なにを聴いても楽しく聴くことができるかが大事なポイント、、。


 
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ダンディーな中本さんはダンツイをリクエスト・・・ 22:34
ダンツイ、すなわちフランツ・ダンツイ(1763-1826)がダンディーな作曲家というのが率直な印象。
当時ドイツの高名な音楽家の交友関係、師弟、姻戚関係には強い絆があった。
ダンツイの父親はイタリアのチェリストで、楽団で一番高い給料をもらっていたが、モーツアルトの知人でモーツアルトの父親のレオポルドはダンツイの妻のヴァイオリンの教師という風につながっている。
モーツアルトの妻のコンスタンツエはウエーバーのいとこであり、ウエーバー自身はダンツイの被保護者であり生涯の友人であった。この世を去るまでずうっと手紙や音楽資料を交換し合った。

♪ダンツイのフルート協奏曲 2番 ニ短調 op.31
♪フルートとクラリネットのためのコンチェルタンテ ロ長調 op.41
♪”手を取り合って”の主題による幻想曲
を聴いた。




ゴールウエイのフルートとマイヤーのクラリネットの息の合った格調の高い芸術性はすばらしく、聴き応えのする名演であった。
この部屋で以前タンノイでこのCDを聴かれたことがあるそうだが、今日の演奏はこの上なくすばらしく楽しめたと中本さん、、。
たとえば5曲目のLarglettoでは、普通のオーディオでは聞こえないコントラバスとチェロのピットカートがきれいに聴こえたと、、。

思い出した。以前のこの部屋で鳴らしていたタンノイでは、まだ極性切り替えを曲により選択することをしていなかった。
本日では音が出るなりぼくが極性を切り替えようとすると同時に中本さんが逆相を指定されたのでばっちりだった。



音質だけではない。演奏がすばらしい。
中本さんも言う、、同じ曲をランパルのフルート、マイヤーの弟のクラリネットで聴いた事があるが、
どちらも引けをとることのない意地っ張りの出し合いでくだらない演奏だったが、演奏者が一流になると、
力があるのにやさしさもあって音楽が伝わる演奏になると、、。

もう一枚、今度はピアノと木管の五重奏曲、、モーツアルトの方を聴いた。
すぐ正相に切り替えた。



楽章の数も調子まで同じだが、これはベートーベンがモーツアルトの真似をして作ったもの。
ベートーベンもこんなことをして遊んでいたのか、、。

中本さん、前席とスピーカーの間に入って聴き比べをした。
オーボエとホルン、ファゴットとクラリネットが逆位置になるが、間に入って聴くほうが
自分も一緒にアンサンブルに加わっているような贅沢な気分になるのでこの方が好きだという。


今日のオーダーは紅茶、、ブランデーの香りが五重奏の響きに重なってなんともよい感じに、、。
ピアノが後ろから響いてより贅沢に、、
この位置がよりホールの中で聴く位置になると、、
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久しぶりのウイーンフィルの音・・・ 22:54
きょうはトヨタの社長がとても男前に見える。パンフレットから、、

トヨタ・マスターズ・ウイーンの両氏も同じ、、


ペ−ター・シュミードル氏はクラリネット奏者、
初めて聴く、クロンマー(1759〜1831)の作品
二つのクラリネットのための協奏曲 変ホ長調OP91を吉田誠氏と共演。

トヨタはこのコンサート、2000年から82回もこなしてきた。
日本とオーストリアの友好関係を証明するものとなっている。
言葉の壁がないので、音楽はその分、心でむすばれる力を持つ。

今回もウイーンフィルとウイーン国立歌劇場のメンバー31名による特別編成。



誰でも知っている愛すべき序曲で始まり、オペラの二重唱のように展開するクラリネット協奏曲。
それら前半の二曲に続いたリヒアルトシュトラウスのバラの騎士の中のワルツ。
出色の出来で、この一曲だけで満足して帰れたと思える名演奏だった。

短い曲だが、第二幕の幕切れの逢引のシーンで、ご機嫌の男爵が歌い踊るワルツ。
ヴァイオリンとピアノのために編曲された作品もあるが、今日の演奏は、ウイーンフィルのヴァイオリニスト、
ティボール・コヴァーチがVnソロとオケために編曲したもので演奏された。
すごかった、まるでパガニーニが舞い降りてきたような、妖艶なワルツに酔いしれるさまが見事に演じられた。
ヴァイオリンはフォルクハルト・シュトイデ。天才。

休憩があって、後半のベートーベンの3番、
アレグロ・コンブリオで始まり、31人といえどもフルオーケストラに遜色ないバランスで全楽章十分満足できた。
女性二人がまぶしいホルン3本が活躍する3楽章のスケルツオ、、
技術を超えた独自の世界で遊ぶウイーンフィル。
よかった。

3階の最前列で聴いたが、ファーストヴァイオリンの音が足の前のすそ壁にさえぎられて、ホールエコーで耳に入るので情報不足になる。身を乗り出してカバー、バーハンドルまで顔を出して友と一緒に聴いた。
このホールの設計者談話には、残響2秒を目標にし、二階と三階のバルコニーで聴くときは、バルコニーサークルという人の壁が生まれて、ホール全体に一体感ができて感動が生まれる、と伝えられているが、単なるロマン話しで現実に目を向けると、いや耳を向けるとそんなことはない。厚い足元の遮音壁を撤去して足元はシースルーのスリットにするか、取っ払ってサーカスの網でも敷いておくことだ。失敗席だ。一歩間違えたら隣の部屋で聴いているようになる。
バルコニーでまともに聴きたい人は、落ちることはないから60センチは身をのり出すべきだ。
同じ席でクレール・アランのオルガンを聴いたことがあるが、弾いている場所から音が聞こえず、後ろ壁からの反響音が恐ろしく汚く跳ね返ってきて最低だった。場所を変えて聴いたが、これは袖壁の欠陥ではなくホール自体の失敗。
どこのホールでもできの悪い席がある。
それでも好きだよ、ザ・シンフォニーホール。
すべてを越えて今日の演奏はすばらしかった。
音楽と演奏の質で感動が生まれるよい証明だった。

友と同席だった。

トヨタの社長より男前に見える。美しい素敵なおじょうさまと仲良く、、。
いいな、、
 
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オーディオ外遊4・・・ 11:17
年賀状をいただいて気になっていたが、やっと遊びにお伺いできる日が来た。
全面リフォームのお部屋にオーディオ機材も一新、、
どんな音が鳴るのかな、、?
どんな問題があるのかな、、?

昼食にカレーはいかが?とありがたいお誘いがあり、ランチタイムにあわせて出かけた。
セキュリティーが完璧なマンション、、最上階、10階から見下ろす見晴らしのよいロケと素敵なインテリア。
隣町のぼくの家はこの写真の右方向かな、、。

風呂もトイレもガラス張り、、夜景まで楽しめそう、、

小部屋を取り去って、天井高もいっぱい取りなおしたワンルームは、、開放的で気持ちがよい。
鏡の使い方が絶妙、、パチリ、、


余裕のあるアイランドキッチンも素敵だ。
カレーをご馳走になる。

三人並んでいただっきま〜す、、パチリ、、


お皿をなめるように全部いただいた。
では、そろそろ音のほうへ、、

作り付けのコーナーラックにコンパクトに機材が収められている。

良く聴かれるものを順に、いつもの音量でかけていただく。





別コーナーに設置されたソニーの大型4Dテレビ、70インチくらいかな、、KEFの超薄型スピーカーが画面の両サイドの壁に設置されている分と、浴室やダイニングの天井に埋め込まれた防水スピーカーなどの費用は別途100万オーバーとして、純オーディオではCD,LPプレーヤー、アンプ、スピーカーで300万くらいかな、、
シンプルにまとめられている。

ざあっと聴かせていただいて、現状はつかめた。
鳴りきっていないし、すばらしい音楽センスのあるご夫婦の音ではない。
端正な音で一般のオーディオファンの平均的な音ぐらいの音は出せているがベストではない。
おききした。
お気に入りと問題点を、、。

お気に入りは機材とスピーカーの仕上げと視覚の美しさ、、。
日本橋の二店の老舗オーディオ店で見つけて、店の推薦で決定したまではよかったが、どうもほしい音が出ていないと、、。
納入時のセッティングや結線はオーディオ店の担当者にお任せされた。
リフォーム前に使っていたダイヤトーンのスピーカーとビクターのアンプのほうがよい音だったとか、、。

奥様もあれほどご主人が何度も足しげく通って決めたはずなのに、オーディオってこんなものなのかといまいち感心されていないご様子、、。

なるほどそれは良くないな、、

短い時間で何かお役に立てることがないか持参したCDを聴いて再確認。

少し触ってもいいですか?了解を得て、電源とスピーカーのつなぎ方に最初の問題を感じていたので修正させていただいた。
ぼくのオーディオ業は儲からないのを自分で知っているから、診断は昔の有料から軌道修正して無料でご奉仕することにしている。
無料で音が良くなったら本当に皆さん喜んでいただけるからそのほうが楽しい。
スピーカーの結線を変更して、アンプとCDの電源の結線を変更した。


もう一度同じCDを聴いてもらった。
にっこり、、ひざ乗り出すように良くなったとおっしゃる。

もうひとつ、正面のサッシのペアガラスの二枚ある右側のガラスの反射する音が気になるので、しっかり聴きたいときは巻き上げてある薄手のカーテンを下ろすように、、、、左サイドのガラス戸も、とご提案した。

お気に入りをさらに聴いてもらった。


レコードもかけた。
イコライザーカーブの適応を考えてフィリップスのレコードを限定してかけてもらった。

「よくなりましたね、、
広がりと低音の再生がしっかりしてきました。
全体にクリアーになりました。」

改善したのはぼくの耳でも確認できたが、まだまだだ、、。
アンプで気になるところがあったので取り説を念のため見せてもらったが、問題なかった。正しく使われている。
ルームアコースティックも大きな問題はない。

具体的に音にメリハリがもう少しほしいし、打楽器のなり方も不真面目、、
ハープのはじく音もいまいちだ、、。
ぼくのスピーカーだったら早速切ったりはつったりするところだがそうもいかない。

スピーカーが一番大きな問題かな、、。
まじめに美しく作られた日本のフォステックスの最新名機だ。

でも、、中をあけてみてみたい。歌麿と根本的にどこかが、何かが違う。違って当然だが、之は之でもう少し鳴ってほしいと願いながらエージングに期待することにして失礼した。
近くだから時々ソフトさげて遊びに来ていただきたい。





 
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